私のカメラ歴

      
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 これまで私が愛用してきたカメラです。
(カメラの概要はCANONより一部抜粋です)

 7型 35mmフォーカルプレーンシャッター式距離計連動カメラ
発売 1961年(昭和36年)9月 発売時価格:47,500円(50mm F1.4付き)

生まれて初めて私が購入したカメラです。
距離計、露出計が組み込まれ、35mmから135mmまでの各交換レンズに対応できるファインダー機構を備えている。
距離計連動式は広角レンズ使用時での速写性にすぐれ、シャッターチャンスにも即応できた。
人の目より明るい超大口径50mm F0.95レンズが同時発売されたが、高価につき断念した。以後この明るいF0.95レンズ以上のレンズは開発されていない。



 FTb 35mmフォーカルプレーンシャッター式一眼レフカメラ
発売 1971年(昭和46年)3月 発売時価格:57,000円(FD50mm F1.4付き)

一眼レフカメラが開発され、その操作性に魅了されF-1購入希望であったが、予算不足につき、F-1と同様に、高画質性能のFD交換レンズ群が使用でき、F-1と同等の基本機能をもった量販機種であるFTbカメラを購入した。
TTL開放測光、露出レベルの調整に最適な追針合致式のメーター情報、画面中央部測光する高い測光精度の使用と性能はF-1と同一、35mm一眼レフカメラの中堅高級機種として、写真を愛好する多くのアマチュア写真家に愛用された。
FTbは、F-1と共に前FLレンズユーザーや、実絞りを要する撮影条件に便利なようにと、定点合わせで適正露出を導く、TTL絞り込み測光機構も備えていた。



  F-1  35mmフォーカルプレーンシャッター式一眼レフカメラ
発売 1971年(昭和46年)3月 発売時価格:100,000円(FD50mm F1.4付き)

キヤノンの技術の総力を結集して誕生した最高級の35mmシステム一眼レフカメラである。
最高の画質性能を発揮する新FD交換レンズ群、マウントを変えずに、あらゆる測光露出制御方式に対応できる各種の連動・自動補正機構を装備したFDマウントを新開発、カメラ史上初の完全無人自動撮影のシステムを始めとする多数のシステムアクセサリーは、ボディ間とで無調整、即時互換性の機能を備えていた。
連続撮影10万回に耐える強靭な耐久性能、酷使に耐え信頼性あるカメラとして、プロカメラマンを始めとする多くの写真愛好家に受け入れらた。



 514XL 8mmシネカメラ
発売 1975年(昭和50年) 10月 発売時価格:57,500円

スーパー8の改良版で、スリムコンパクトという設計方針のもとに開発された。
5倍F1.4のズームレンズは、11群13枚の新タイプズームで高性能と小型化の両立が達成された。また、マクロ撮影はテレ・ワイド両端での使用を可能としている。カメラ本体にセットして10秒後に、10秒間の撮影を可能とするセルフタイマー機構を搭載。電源は単三電池2本のみでカメラ上部に収納、カメラ底面に収まるコンパクトな折りたたみグリップなどレイアウトを見直すことで、横幅39mmのスリムボディを実現。プラスチック材料を活用した電池込みで620gという軽量でありながら、黒を基調とした高品位なモデルであった。



 MC 35mmレンズシャッター式カメラ
発売 1984年(昭和59年)4月 発売時価格:47,000円

MCはMicroCompactの頭文字からとった名称。
超小型でありながら仕様・機能・外観処理などにも高級精密感を求める市場ニ一ズに応えるべく開発された機種で、近赤外光投射型のオートフォーカスを採用したレンズシャッター式の35mm全自動コンパクトカメラ。
ボディを小型化する関係から、スピードライトは外付け式とし、ボディの側面にワンタッチで装着脱できる直結式、ガイドナンバー11(ISO 100・m)のMC-Sが用意されていた。



 EOS650 35mmフォーカルプレーンシャッター式一眼レフカメラ
発売 1987年(昭和62年)3月 発売時価格:118,000円

高感度、高微細性 で高精度AFが実現できる測距センサーのBASISを完成、スーパーマイクロコンピュータ等の最新技術を積極的に導入し、比類ないオートフォーカスを実現。AF駆動は、それぞれのレンズにマッチしたモーターをレンズ内に持ち、ボディとの伝達は信号のやり取りだけという理想的な方式を採用している。高トルクで駆動音もなく、スッと止まる高速、高精度な超音波モーターの開発にも成功し、キヤノンの独自路線によるAF35mm一眼レフ構想のEOSシリーズがスタートしたのであった。



 IXY APSレンズシャッター式カメラ
発売 1996年(平成8年)5月 発売時価格:48,000円(ケース、リモコン付き)

新写真システムのAPS(アドバンストフォトシステム)に対応するキヤノン初の機種で、発売当時は世界最小のオートフォーカス全自動ズームコンパクトカメラであった。
フィルムが完全収納されている専用カートリッジ入りの24mm幅フィルムを使用するシステムで、装填は簡単無比の落とし込むだけで済むドロップイン方式。
カメラの機能は、システムの小型化に合わせた高密度小型化設計技術を駆使。24-48mmの2倍比ズーム、撮影条件に合わせて自動制御するアクティブ/パッシブのハイブリッドオートフォーカス機構の搭載、オートリトラクタブル式の超小型スピードライトを内蔵するなど多機能化。外装には高級感ある特殊ステンレス合金SUSを使用するなど、発売と同時にベストバイカメラとなり、大好評である。



 IXY DIGITAL デジタルスチルカメラ
発売 2000年(平成12年)5月 発売時価格:74,800円

「IXY」の超コンパクトでスタイリッシュなボディデザインを継承しながら、高度で多彩な撮影機能を備えた新世代のデジタルカメラ。レンズ沈胴時に1円 玉サイズ(直径20mm)に収まるコンパクトな光学系や薄型LCDユニットなど、小型化を達成。ボディ外装に高級感のあるステンレス合金(SUS316)を採用し、アクセサリー感覚で携帯できる高品位でおしゃれなデザインに仕上げている。

1/2.7型の総画素数211万画素CCDを採用。高屈折率のガラスモールドを用いた3枚の非球面レンズと新開発の2倍ズームレンズ (35mmフィルム換算:35〜70mm)の搭載により、高解像度で歪みの少ないシャープな画像が得られる。さらに、3点測距AiAFや真円形絞りの採用 により、高精度なピント合わせと自然なボケ味が可能となり、スナップから風景まで幅広い撮影シーンで優れた描写性能を発揮する。

さらに、構図的に液晶モニターに写る画像と実際に撮れる画像とで差が生じない視野率100%の液晶モニターを搭載し、初心者でも正確なフレーミン グが可能である。堅牢性・信頼性に優れたCF(コンパクトフラッシュ)カードを採用し、同梱の8MBタイプのCFカード1枚で最大約46画像(ファイン/ スモールモード)を撮影することができる。



 IXY DIGITAL 200 デジタルスチルカメラ
発売 2001年(平成13年)5月 発売時価格:72,000円

「IXY DIGITAL」の後継機として開発され、従来機で実現したクラス世界最小(発売時)のボディサイズと高品位デザインを維持しながら、画質や機能、使い勝手の面でさらなる向上を図っている。新たに原色フィルターと独自のデジタル信号処理IC「新映像エンジン」を搭載したほか、常に最適露出が得られるインテリジェントAEや高精度ホワイトバランス、ノイズリダクション機能など先進の高画質技術の採用により、優れた色再現性と高S/Nを実現。
さらに、最新の省電力システムを導入することで、従来機に比べ消費電力を約40%低減し、液晶モニター使用時でも約120画像を撮影することができる。また、新たに音声付き動画の記録・再生が可能。



 EOS 10D AFデジタル一眼レフカメラ
発売 2003年(平成15年)03月 発売時価格:オープン価格(キット)

EOS 10Dは、EOS D60の優れた基本性能を継承するとともに、デジタル系のさらなる高性能化と撮影機能の向上を実現している。撮像素子には、新開発の約630万画素大型CMOSセンサーを採用したほか、原色タイプのカラーフィルターや高速・高精細の画像処理が可能なキヤノン独自の映像エンジン「DIGIC」を搭載することにより、従来以上の高精細・高画質・自然な色あいを実現している。

さらに、広視野・高速7点AFをはじめ、約3コマ/秒・最大9コマの連続撮影、ISO100からISO1600相当までのISO相当感度設定、2種類の色空間(sRGB/Adobe RGB)、軽量・高強度なマグネシウム合金外装カバーやステンレス製の本体など、従来機種を大幅に上回る優れた高機能を搭載した。



 IXY DIGITAL 800 IS デジタルスチルカメラ
発売 2006年(平成18年)4月 発売時価格:オープン価格

“IXY DIGITAL 800 IS”は、IXY DIGITALシリーズ初のレンズシフト式手ブレ補正機構(IS)を採用した光学4 倍ズームレンズのモデルである。ISユニットの小型化とIS制御部のワンチップ化により、光学ズームの高倍率化を図りながらも、スタイリッシュでコンパク トなボディに手ブレ補正ユニットを収め、ISO 800相当まで自動的に感度アップを行う「高感度オート」とあわせ、手ブレや被写体ブレが発生しやすい撮影シーンで威力を発揮。また、6.0メガピクセル CCDや高精細・広視野角の2.5型液晶モニター、斬新な3つのカラーを配した「Curvature & Stream Design」など、カメラとしての魅力をより一層高めている。



 IXY DIGITAL 910 IS コンパクトデジタルカメラ
発売 2007年(平成19年) 9月 発売時価格:オープン価格

“IXY DIGITAL 910 IS”は、ワイドズームレンズである。広角28mm(35mmフィルム換算)相当の光学3.8倍ズームレンズを継承しつつ、8.0メガピクセル CCDを搭載。また、3.0型「クリアライブ液晶」モニターや、画面上のアイコン表示と連動し直感的な操作が可能な「タッチホイール」を新たに採用するこ とで、視認性と操作性が向上している。



 EOS 50D AFデジタル一眼レフカメラ
発売 2008年(平成20年) 9月 発売時価格:オープン価格

“EOS 50D”は、新たに開発した約1510万画素CMOSセンサー(APS-C サイズ)と新設計の高性能映像エンジン「DIGIC 4」という2つの先進的なキーデバイスを搭載し、さらなる高画質と高速画像処理とを実現した一眼レフカメラである。高い解像度と豊かな階調性をさらに進化させるとともに、低ノイズ化を図ることで高感度撮影も可能にしている。常用設定できるISO感度を100〜3200で確保するとともに、拡張設定にISO6400、12800を用意することで、幅広い撮像領域に対応する先進のデジタル一眼レフカメラである。また、高速データ転送を可能にしたCFカードの新規格CFA 4.1 UDMA Modeに対応しており、高解像度化を図りながらも、約6.3コマ/秒で約90枚の連続撮影が可能。
液晶保護カバーに反射や汚れを防止するマルチコートを施した約92万ドット、上下左右とも視野角160°の3.0型大型クリアビュー液晶は、優れた発色性と色再現性で自然な画像表示を実現し、日中の屋外での視認性を大幅に向上させた。フェイスキャッチテクノロジーの導入によりAF機能を強化したライブビュー撮影機能と合わせて、使い勝手をさらに向上させている。

また、全点で高精度なクロス測距を行う9点測距AF、ガラスペンタプリズム採用の倍率約0.95倍高性能ファインダーなどカメラとしての高い基本性能を備えているほか、画像の暗い部分を検知し自動的に明るさやコントラストを補正する「オートライティングオプティマイザ」をRAW画像にも対応させるなど、機能面のさらなる進化を図っている。また、背面液晶を見ながらスムーズな操作で主要な撮影機能を設定することができる「クイック設定画面」や、絞りや露出などの専門用語を意識せずに撮影者のイメージに応じた写真撮影を可能にする「クリエイティブ全自動モード」などの便利な機能も備えている。そのほか、セルフクリーニングセンサーユニットにフッ素コート加工を施しゴミの付着を抑えたセンサーダスト対策システムや、約10 万回の作動耐久性能を持つシャッターユニット、高い剛性を備えたマグネシウム合金製ボディの採用などにより、高い信頼性を確保している。なお、“EOS 50D”は、手ブレ補正を搭載し、幅広い焦点距離を1本でカバーする同時発表の高倍率ズームレンズ“EF-S18-200mm F3.5-5.6 IS”をはじめ、60種類以上のEFレンズがすべて使用できる。



 EOS70D AFデジタル一眼レフカメラ
発売 2013年 (平成25年) 8月 発売時価格:オープン価格

“EOS 70D”は、入門機からのステップアップや、本格的な写真表現を求めるハイアマチュアユーザーに向けて開発された。従来機種「EOS 60D」(2010年9月発売)からCMOSセンサー・映像エンジンなどのキーデバイスを一新しながら、新AF技術「デュアルピクセルCMOS AF」の採用により、ライブビュー撮影および動画撮影時のAF性能を大幅に進化させている。

革新的なAF技術「デュアルピクセルCMOS AF」をEOSシリーズで初めて採用
新AF技術「デュアルピクセルCMOS AF」の採用により、ライブビュー撮影時に撮像画面の縦横それぞれ約80%の広い測距エリアで、ファインダー撮影時と同様に最終合焦まで位相差AF※1が可能。これにより、従来のキヤノンの撮像面位相差AFに比べ、より短い合焦時間と動く被写体に対する優れた追従性を実現。さらに、動画撮影時には動画サーボAFの追従性も向上しているため、動きの速い被写体に対して滑らかにピントを合わせ続けながら撮影することができる。

一新されたキーデバイスが実現する充実した基本性能
APS-Cサイズ・約2,020万画素の新開発CMOSセンサーと、高速な画像処理を可能にする映像エンジンDIGIC 5+の搭載により、高画質と最高約7コマ/秒の高速連写を両立している。さらに、最高ISO12800※2(拡張ISO25600)の常用ISO感度により、暗所でもノイズを抑えた撮影が可能。また、ファインダー撮影時には、19点の全測距点がクロスセンサーとなるAFセンサーの採用により、さまざまな構図への対応や動く被写体の捕捉に優れた力を発揮する。

Wi-Fi対応の無線LAN機能を内蔵
Wi-Fi対応のスマートフォンから、静止画の撮影や、カメラ内のメモリーカードに記録された静止画(JPEG画像)の取り込みなど、遠隔操作※3が行える。
 iVIS FS21 デジタルビデオカメラ
発売 2009年(平成21年)1月 発売時価格:オープン価格

“iVIS FS21”はスタンダード画質対応モデルである。48倍の「アドバンストズーム」や高性能映像エンジン「DIGIC DV U」の採用など、従来機種の優れた基本性能はそのままに、約3mmの薄型化(幅)と約8%の小型化に加え、内蔵フラッシュメモリーの容量を8GB から16GB に増やした。さらに、低消費電力化によりフル充電の付属バッテリーで約3時間35分の連続撮影を可能にした。




 PowerShot S95 コンパクトデジタルカメラ
発売 2010年(平成22年)8月 発売時価格:オープン価格

コンパクトデジタルカメラの上位機種のみが採用する、「高感度センサー」と映像エンジン「DIGIC」を組み合わせている。具体的には、1/1.7型の大型CCDセンサー(1000万画素)と、最新の映像エンジン「DIGIC 4」を搭載。さらに、広角端で開放F2という明るさを持つ、広角28mmからの光学3.8倍ズームレンズを搭載しているのもポイントで、「PowerShot S95」は、コンパクトデジカメとしては最高レベルのスペックを備えた機種となっている。

・1/1.7型の1000万画素CCD
・映像エンジン「DIGIC 4」
・開放F2で広角28mmの光学3.8倍ズームレンズ
・シフトブレを軽減する「ハイブリッドIS」
・白とび・黒つぶれを防ぐ「ハイダイナミックレンジ」
・ハイビジョン動画撮影
・約46.1万画素表示の3.0型液晶モニター
・コントローラーホイールなどの操作感が向上

 PowerShot G7X コンパクトデジタルカメラ
発売 2014年(平成26年)10月 発売時価格:オープン価格

コンパクトデジタルカメラの「PowerShot G7X」は、高級コンパクトデジカメとの位置づけのカメラ。「大型センサー(1型)と大口径ズームレンズを手のひらに収まる小型ボディに収めた」。絵作りはEOSに近く、特に白トビに強いとのこと。高輝度側のDレンジを拡大し、EOSと同じ露出で撮れることを訴求する。画像の加工耐性も高いという。

・新開発、F1.8-F2.8レンズ大口径化と小型化を両立する、ズーム全域で明るいレンズを搭載。24mm-100mm(光学4.2倍ズーム)の焦点距離を達成。
・1.0型大型CMOSセンサー解像感、低ノイズを高次元で達成。受光面積は、    1/1.7型センサーの約2.7倍
・31点AF枠 31点の広い測距範囲で、画面端の被写体へのピント合わせが容易。約0.14秒※の高速AFを実現。
・デザイン・操作性。カメラとしての佇まいを追求したデザイン。露出補正ダイヤルや、コントローラーリングを採用。
・映像エンジン「DIGIC 6」

 CANON 50mm F1.8 II Sレンズ
発売 1956年(昭和31年)2月 発売時価格:27,000円

レンズ構成(群) 4
レンズ構成(枚) 6
絞り羽根枚数 9
最小絞り 22
最短撮影距離(m) 1
最大撮影倍率(倍) -
フィルター径(mm) 40
最大径x長さ(mm)x(mm) 48 x 38.5

 

 FD50mm F1.4 S.C. (II) FDレンズ
発売 1973年(昭和48年)3月 発売時価格:21,000円

レンズ構成(群) 6
レンズ構成(枚) 7
絞り羽根枚数 8
最小絞り 16
最短撮影距離(m) 0.45
最大撮影倍率(倍) 0.145
フィルター径(mm) 55
最大径x長さ(mm)x(mm) 67 x 49
質 量(g) 350

 

 FD135mm F2.5 S.C. FDレンズ
発売 1973年(昭和48年)3月 発売時価格:30,500円

レンズ構成(群) 5
レンズ構成(枚) 6
絞り羽根枚数 8
最小絞り 22
最短撮影距離(m) 1.5
最大撮影倍率(倍) 0.14
フィルター径(mm) 58
最大径x長さ(mm)x(mm) 69 x 91
質 量(g) 630

 

 FD35mm F2 S.S.C. (I)  FDレンズ
発売 1973年(昭和48年)3月 発売時価格:32,000円

レンズ構成(群) 8
レンズ構成(枚) 9
絞り羽根枚数 8
最小絞り 16
最短撮影距離(m) 0.3
最大撮影倍率(倍) 0.194
フィルター径(mm) 55
最大径x長さ(mm)x(mm) 64 x 60
質 量(g) 420

 











キヤノンで初めて一眼レフ用交換レンズとしてフローティング機構を搭載した広角レンズ。 フローティング機構とは、焦点調節に伴う収差変動を抑えるため、フォーカス群とは別に光学系の一部を独立移動させる機構である。本レンズの様に、前群を凹 レンズ系、後群を凸レンズ系で構成する逆望遠型の広角レンズでは、レンズが近距離に繰り出されるに従い非点収差が増加する傾向にあるため、前述のフロー ティング機構により補正を行っている。なおフローティングというのは、レンズ構成の部分が浮き子のように移動する事から命名された。またS.S.C.とは キヤノンが開発したコーティングによりカラーバランスの統一を行う技術である 、スーパー・スペクトラ・コーティングの略称である。

 

 EF35-105mm F4.5-5.6 EFレンズ
発売 1987年(昭和62年)3月 発売時価格:44,700円

レンズ構成(群) 11
レンズ構成(枚) 14
絞り羽根枚数 5
最小絞り 29
最短撮影距離(m) 0.85
最大撮影倍率(倍) 0.16
フィルター径(mm) 58
最大径x長さ(mm)x(mm) 73.2 x 81.9
質 量(g) 400

EF35-70mm F3.5-4.5の後継モデルとして開発された標準ズームレンズ。GMo(ガラスモールド)非球面レンズの採用により、コンパクト化と高画質化を実現。ズーム全域で0.85mまでの近接撮影が可能となっている。

 EF100-300mm F4.5-5.6 USM EFレンズ
発売 1990年(平成2年)6月 発売時価格:52,800円

レンズ構成(群) 10
レンズ構成(枚) 13
絞り羽根枚数 8
最小絞り 40
最短撮影距離(m) 1.5
最大撮影倍率(倍) 0.26
フィルター径(mm) 58
最大径x長さ(mm)x(mm) 73 x 121.5
質 量(g) 540

幅広い撮影領域で活用できる3倍望遠ズーム。5群構成のズーム方式を採用、全焦点域で優れた描写性能を発揮しながら、コンパクト化も達成している。駆動系に採用したUSMは、第4群移動のリアフォーカス方式と相まって、静粛・高速AFを実現。幅広ズームリング装備、フルタイム マニュアルフォーカス、フィルター枠非回転など、操作性にも優れている。

 EF28-135mm F3.5-5.6 IS USM EFレンズ
発売 1998年(平成10年)2月 発売時価格:78,000円 (ケース・フード別)

レンズ構成(群) 12
レンズ構成(枚) 16
絞り羽根枚数 6
最小絞り 22-36
最短撮影距離(m) 0.5
最大撮影倍率(倍) 0.19
フィルター径(mm) 72
最大径x長さ(mm)x(mm) 78 X 97
質 量(g) 549

 











 手ブレ補正機構(Image Stabilizer)搭載の標準ズームレンズ。広角28mmから中望遠135mmまでをカバーする約5倍の高ズーム比を持ちながら、新開発の小型手ブレ 補正ユニットや多群移動ズーム方式のコンパクトな光学系により、レンズ全体の小型・軽量化を実現した。手ブレ補正には他ISレンズ同様のシフト方式を採用 し、補正効果はシャッタースピード換算で約2段分、また光学系には非球面レンズを採用してズーム全域での高画質を実現した。AFはリングUSM+インナー フォーカス方式により静粛かつ俊敏、フルタイムマニュアルフォーカスも可能である。

 

 EF-S18-200mm F3.5-5.6 IS EFレンズ
発売 2008年(平成20年)9月 発売時価格:89,000円

レンズ構成(群) 12
レンズ構成(枚) 16
絞り羽根枚数 6(円形絞り)
最小絞り F22-36(1/2段表示はF22〜38)
最短撮影距離(m) 0.45
最大撮影倍率(倍) 0.24(望遠側)
フィルター径(mm) 72
最大径x長さ(mm)x(mm) 78.6×102
質 量(g) 595g

“EF-S18-200mm F3.5-5.6 IS”は、シャッタースピード換算で約4 段分 の手ブレ補正機構を搭載し、利便性と高性能を実現した高倍率ズームレンズである。 2 枚のUD レンズ(特殊低分散ガラス)と2 枚の高精度ガラスモールド非球面レンズにより諸収差を良好に補正し、ズーム全域での高画質を実現している。また、インナーフォーカス方式を採用することで、ズーム全域において0.45mの最短撮影距離を達成しており、クローズアップ撮影にも威力を発揮。 高い補正効果を備えた手ブレ補正機構により、手持ちでも安定した撮影環境を実現するほか、通常の撮影と流し撮りとを判別し、自動的にそれぞれの撮影に最適な手ブレ補正モードに切り換えるため、 モードを意識することなく撮影を行うことが可能である。 その他、レンズ配置とコーティングの最適化によりフレアやゴーストを最小限に抑制するとともに、 円形絞りの採用により美しいボケ味を実現している。 デザインにおいても、L レンズと同様のレザートーン塗装を施すなど、高級感のあるレンズに仕上げている。また、レンズを最短状態で保持するズームリングロック機構を採用しており、不用意にレンズの先端が繰り出すことを防止している。